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研究内容

研究していること
使用できる装置
過去の論文のテーマ一覧

研究していること

ネズミさんの超音波発声

  • 赤ちゃんネズミの超音波
  • 青年ネズミの超音波
  • 恋するネズミの超音波
  • 闘う雄ネズミの超音波


  • 超音波とは?
    周波数20kHz以上の音のこと。人間には聞こえない。

    赤ちゃんネズミの超音波

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    人間の赤ちゃんと同じ!
    • 赤ちゃんネズミは、生まれてすぐ超音波発声を行う。
    • 母親が離れると発声する。(母親と一緒の時は発声しない)
    • 赤ちゃんネズミの発声は母親の養育行動を引き起こす。
    • 離乳日(生後21日)が近づくと発声しなくなる。
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    赤ちゃんネズミの超音波を聴いてみよう!

    ※高音の発声が再生されます。音量に注意してください。音量を小さくしてから再生することをおすすめします。

    Flat

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    Step

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    Harmonic

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    青年ネズミの超音波

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    青年期のネズミは、仲間と遊ぶときに超音波を発声する。
    ※写真中のラットの背中の青い部分は、「実験動物用マーカー アニマルマーカー」という、動物にとって安全なマーカーで着色されたものです。

    青年ネズミの超音波を聴いてみよう!

    ※高音の発声が再生されます。音量に注意してください。音量を小さくしてから再生することをおすすめします。

    じゃれ合って遊んでいる青年ネズミの超音波発声

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    黄色の囲み:高い周波数(50-75kHz)と短い発声(20-40ミリ秒)
    赤色の囲み:低い周波数(25-30kHz)と長い発声(40-100ミリ秒)
    • 青年期以降、感情状態によって異なる超音波を発声する。
    • 高い周波数(50-75kHz)で短い発声(20-50ミリ秒)
      ⇒嬉しい、楽しい、満足(快適な感情状態)
    • 低い周波数(25-30kHz)と長い発声(500~1500ミリ秒)
      ⇒不安、恐怖、苦痛(不快な感情状態)
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    恋するネズミの超音波

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    恋するネズミの超音波を聴いてみよう!

    ※高音の発声が再生されます。音量に注意してください。音量を小さくしてから再生することをおすすめします。

    交尾中の超音波発声

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    黄色の囲み:交尾中の激しく振動する高い周波数(50-75kHz)の発声
    赤色の囲み:射精後の低い周波数(25kHz)で長い発声(500ミリ秒以上)

    闘う雄ネズミの超音波

    • 雄ネズミは、縄張りやパートナーをめぐって闘争する。
    • 劣位の雄は超音波で降参・服従の意志を示す。
    • 優位の雄はそれ以上攻撃しない。
    • 不必要なケガをして天敵に狙われないような生物学的メカニズムがあるのかもしれない。

    闘う雄ネズミの超音波を聴いてみよう!

    ※高音の発声が再生されます。音量に注意してください。音量を小さくしてから再生することをおすすめします。

    闘う雄ネズミの超音波発声

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    黄色の囲み:優位なネズミの高い周波数(50-75kHz)で短い発声(20-40ミリ秒)
    赤色の囲み:劣位のネズミの低い周波数(25kHz)で長い発声(600-1000ミリ秒以上)
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    使用できる装置

    各名称をクリックすると詳細な説明へジャンプします。

  • 超音波測定・解析装置ソノトラック(オランダ・メトリス社製)
  • オペラント実験箱
  • モリス型水迷路
  • 高架式十字迷路
  • その他


  • 超音波測定・解析装置ソノトラック(オランダ・メトリス社製)

    • ネズミが発する超音波を記録し解析することができる。
    • パソコンにインストールされたソフト・ウエア、インターフェース、アンプ、超音波用マイクロフォンから構成される。
    • 4チャンネル型と2チャンネル型ソノトラックが各1台ある。
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    ソノトラックをインストールしたパソコン、インターフェース(左上)、増幅器(左下)。


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    赤ちゃんネズミの超音波発声を記録しているところ。後部のコードは温湿度モニター用のセンサー。


    オペラント実験箱

    • ネズミのレバー押しオペラント条件づけを行う。
    • レバー2台、視覚刺激、音刺激、エサ提示を制御できる。
    • パソコン操作で、6台のオペラント実験箱を制御できる。
    • ソフトウエアを自由に組み立て、注意機能や時間評価など、様々な認知機能を解析できる。
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    オペラント実験箱内のネズミ


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    オペラント実験箱内のネズミ


    モリス型水迷路

    • 円型プール内に沈めた逃避台を探させる。ワーキング・メモリの研究に使用する。

    高架式十字迷路

    • 高さ50pの十字型に交差する走路。壁のある走路と壁の無い走路からなる。不安傾向を測定する。

    その他

    • 自発運動量測定装置、プレパルス・インヒビション、明暗弁別箱など。

    過去の論文のテーマ一覧

    ◎心理学特殊演習(実験2)の研究テーマ

    • 授乳期のアルコール摂取による選択的注意能力への影響について(平成30年度)
    • 思春期ラットの遊び場面での超音波発声―乳仔期の聴覚遮断の影響―(平成29年度)
    • 仔ラットの超音波発声の発達に対する聴覚遮断の影響(平成29年度)
    • 3時間の母子分離によるラットの超音波発声と体温変化への影響(平成27年度)
    • 思春期ラットの遊び行動中の超音波発声(平成27年度)
    • 成獣ラットにおける新奇個体との相互作用による超音波発声(平成27年度)
    • 周産期ラットへ甲状腺ホルモン阻害剤投与が及ぼす注意障害の検討 (平成26年度)
    • 生後早期ラットにおける母子分離が及ぼす超音波発声への影響 (平成26年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害がラットの社会的コミュニケーションに与える影響について―ペアリングの実験における超音波発声からの検討― (平成25年度)
    • 生後早期の母子分離がラットの超音波発声と成長後の不安行動に及ぼす影響 (平成24年度)
    • ラットにおける早期母子分離のUSV発声と不安傾向に及ぼす影響の研究 (平成24年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害剤メチマゾールが周産期のラットに与える影響―注意障害― (平成23年度)
    • 老齢ラットにおけるモリス型水迷路課題の学習 (平成22年度)
    • モリス型水迷路課題における老齢ラットの遅延非見本合わせ反応に及ぼす甲状腺ホルモン阻害の影響 (平成22年度)
    • 周産期における甲状腺ホルモン阻害が老齢ラットの空間記憶に及ぼす影響―モリス型水迷路課題による遅延場所あわせ学習を用いた検討― (平成22年度)
    • 空間作業記憶における甲状腺ホルモン阻害の影響―水迷路遅延場所合わせ課題による記憶障害の検証― (平成20年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害ラットにおける学習障害に関する研究―Morris型水迷路課題を用いた検討― (平成20年度)
    • 注意障害における甲状腺ホルモン阻害の影響―プレパルス・インヒビション法による次世代ラットの検証 (平成19年度)
    • 母体の甲状腺ホルモン阻害は次世代ラットの注意欠陥障害を引き起こすか (平成18年度)
    • ラットにおける出生前後の甲状腺ホルモン阻害と注意欠陥障害発症についての検証 (平成17年度)

    ◎卒業論文テーマ

    • 授乳期のアルコール摂取がラットの空間記憶に及ぼす影響(平成30年度)
    • 運動がラットの不安様・うつ様行動に及ぼす予防的効果の研究(平成30年度)
    • 乳仔ラットはにおい刺激を使って自分の母親を認識できるのか―超音波発声を指標に―(平成28年度)
    • 聴覚遮断が仔ラットの超音波発声の発達に及ぼす影響(平成28年度)
    • 生後早期ラットの超音波発声に影響を及ぼす母親ラットのニオイについて(平成27年度)
    • 乳児期に母子分離を受けたラットの超音波発声と成熟後の不安・うつ行動に関する研究 (平成25年度)
    • ラットにおける早期母子分離が超音波発声と不安傾向に及ぼす影響の研究 (平成24年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害ラットにおける注意障害の研究―選択的注意課題を用いた検討― (平成23年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害がラットの移動的注意・分割的注意に及ぼす影響の研究―ターゲット検出法の応用― (平成23年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害がラットの持続的注意能力に及ぼす影響の研究 (平成23年度)
    • 周産期における甲状腺ホルモン阻害がラットの空間作業記憶に及ぼす影響の研究 (平成21年度)
    • 周産期に甲状腺ホルモン阻害を受けたラットの場所学習能力に関する研究 (平成21年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害ラットにおける注意障害に関する研究―プレパルス・インヒビションを用いた検討― (平成20年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害ラットにおける注意障害の研究―プレパルス・インヒビション法による検討― (平成19年度)
    • 母体の甲状腺ホルモン阻害による次世代行動障害の研究―オペラント行動を用いた注意障害の検討― (平成18年度)

    ◎修士論文テーマ

    • 急性ストレスに対するカテキンの緩和効果(平成30年度)
    • ビタミンC摂取がラットのうつ様行動と運動量に及ぼす影響(平成28年度)
    • Effects of decabromodiphenyl ether (BDE-209) on ultrasonic communication in maternal separation of rat pups(デカブロモジフェニルエーテル(BDE-209)が母仔分離における乳仔ラットの超音波コミュニケーションに及ぼす影響)(平成29年度)
    • 乳児期母子分離が仔ラットの超音波発声と成熟後の不安行動に与える影響(平成27年度)
    • 周産期の甲状腺ホルモン阻害がラットの注意機能に及ぼす影響の研究 (平成26年度)
    • 周産期甲状腺ホルモン阻害がラットの空間記憶能力に及ぼす影響の研究―加齢の効果の検討― (平成23年度)
    • 周産期における甲状腺ホルモン阻害がラットのプレパルス・インヒビションに及ぼす影響の研究 (平成21年度)
    • 妊娠ラットの甲状腺ホルモン阻害による次世代認知行動障害の研究 (平成20年度)
    • 甲状腺ホルモン阻害によるラットの衝動性の研究 (平成19年度)

    ◎博士論文テーマ

    • マウス運動野における運動準備の神経メカニズムの研究(平成29年度)